ロストバゲージに遭ったら。経験から得た慌てないための対策。

旅行

Bonjour!のせです。
日本からフランスへはいつも乗り継ぎ便を利用するのですが、前回の記事でお話ししたように過去2回ロストバゲージ (ディレイドバゲージ)に遭いました。預けた荷物が出てこないなんてこんな悲しいことはありません。高い確率ではないとはいえ、誰にでも起こりうるリスクがロストバゲージです。
この記事では実際にロストバゲージを経験して感じた自分でできる対策についてまとめたいと思います。

※手元に荷物が戻ればディレイドバゲージと言いますがこの記事ではそれも含めてロストバゲージとします

ロストバゲージが起こりやすい条件とは

海外旅行の乗り継ぎ便

日本の空港でのロストバゲージの確率はほぼ0%です。問題となるのは海外旅行の際に乗り継ぎ便の場合です。タグやバーコードで荷物1つ1つが管理されているとはいえ、荷物の積み下ろしは人の手で行う作業である以上一定の確率でミスは起きてしまいます。乗り継ぎがあればその分荷物の積み下ろしの回数が増える分ロストバゲージのリスクが高くなります。

乗り継ぎ時間が短い便、遅延の際には要注意

乗り継ぎ時間は空港や航空会社によって定められた最低乗り継ぎ時間を踏まえて組まれているので基本的には安心していいのですが、短い場合はやはり作業時間が短くなるのでロストバゲージのリスクは高くなります。遅延の場合にも同じことが言えます。

ロンドン・パリは要注意・・・!?

ロンドンヒースロー空港やパリシャルル・ド・ゴール空港のような大きな空港になると発着する便が多い、空港が広い分荷物の積み替えが大変でロストバゲージが起こりやすいとも言われています。大きな空港で最低乗り継ぎ時間の場合は注意が必要です。たまたまと思いたいですが私が2回ロスバゲにあったのはロンドンとパリでした😅

タグによるミス

荷物を預ける際には荷物の行き先を示すタグが荷物に付けられます。パスポートや予約情報が管理されているので考えにくいのですが、間違ったタグが発行されることもあるようです。
また、以前の旅行で貼られたタグやバーコードシールなどが残っているとそれがミスに繋がる可能性があります。

他の人が間違えて持って行ってしまう

特徴のあるスーツケースならいいかもしれませんが、似たようなデザインで他人が故意ではなく間違えて持っていってしまう事があるようです。しかし、中には出てくる荷物を狙って盗んで行く人もいます。

ロストバゲージに遭わないための対策

直行便を利用する!!!!!

乗り継ぎの荷物の積み下ろしにリスクがありますからね。
でもそれができたら苦労しませーーーーーん😂!!!!
やっぱり旅の予算は節約したいし、数時間の差なら乗り継ぎで費用浮かせたい・・・場所によって直行便がないところもありますしね。
なので航空券を予約する段階で現実的にできる対策は

乗り継ぎ時間に余裕のある旅程を選ぶ!

最低乗り継ぎ時間(MCT)で設定されている航空券でもスムーズに行くときもありますが、ロスバゲのリスクはあるので安心と言われる2時間は最低でも確保できると安心です。

荷物タグをその場で確認する

荷物を預ける際に発行されるタグに描かれている到着先の空港名(アルファベット3文字)を確認しましょう。間違っていることは今までに経験したことはありませんがここが違っていると荷物は絶対に届かないので、確認しておくと安心です。また、過去の渡航で貼られたタグやシールは剥がしておきましょう。
私はシールをそのままにしていて、剥がされてはなかったけどバーコードが白いシールで全て隠されていました。付いてると邪魔なこと、隠すための手間を増やしてしまったので申し訳ない気持ちになりました。
あとチェックインカウンターで荷物は最終目的地まで受け取る必要なく運んでもらえるのか必ず確認します。

わかりやすい目印をつける。受け取りに遅れない

他の人が間違えてしまうことを避けるため目印となるようなものがあるといいでしょう。スーツケースベルトはわかりやすい目印になることと、防犯を高められる点でオススメです!素敵なネームタグでもいいですね。

また、私はベルトコンベアが動く瞬間から見れないと安心できないので、バゲージクレームにはいち早くたどり着けるようにしています。入国ゲートには混むことも考えて早足で向かいます。また、荷物が出てきたらすぐに取れるようにベルトコンベアー近くの出口側で待機します。
間違えてしまう人もいますが、狙ってる悪い人も絶対いますからね!!

実際に遭ってしまった時のためにできる対策

悲しいけど気をつけても絶対に避けられるわけではないんですよね。。もしも遭ってしまった時にも冷静に対処できるよう、ロストバゲージは起こるものだ!と思って準備をしておくといいと思います。

1泊分は手荷物で機内に持ち込む

不慣れな土地で買い物をするのは不便でそれだけで時間が取られてしまいますし、探し回るのにもストレスになります。最低限のアメニティや下着は1日分あると安心です。手洗いすれば持ちこたえられますし!!またスマホやカメラの充電器も持っておくといいでしょう。常備薬がある人はこちらも必ず手荷物にしましょう。

貴重品は入れない

パソコンなどの電子機器はリチウム電池は機内に預けられないので手荷物で運ぶと思いますが、現金や大切なアクセサリーなど替えの効かない特に無くなって困るものは必ず手荷物で持ち込みましょう。紛失の際には現金は保険が下りない可能性が高いです。家の鍵も手荷物にしましょう!

カウンターでの対応に備える

もしもロスバゲに遭った時にこちらから伝えることは

・荷物の特徴
・届け先住所
・連絡先(できれば電話番号、ホテルの電話番号でもいいと思います)

スムーズに伝えられるよう英語、または渡航先の言語で伝えられる準備をしておくと安心です。荷物の写真を撮っておくのもいいと思います。荷物が出てこなくて焦っている中でこれだけでも準備があると安心できるはずです。

保険に加入しておく

ロストバゲージが心配される旅程の際にはあらかじめ保険に加入しておくと安心です。荷物が届くまでに購入した生活用品や服などレシートを提出することで保証が受けられます。本来なら買わなくてよかったものに払う出費は辛すぎます。クレジットカードに付帯している場合もあるので旅行前に確認しておきましょう。また万が一、破損や紛失になった場合には航空会社からの補償が受けられます。航空会社は遅延の場合には基本は補償はないらしいですが、会社によっては最低限の生活用品は補償してくれる場合もあるようです。

ロストバゲージに遭ってしまったら

もし実際に荷物が受け取れなかった場合には荷物についての対応をするバゲージクレームカウンターへ行きましょう。その場で必ず手続きをしてください。(SMSで連絡が来る場合もあるのでその時はネット上で手続きが完了できます)その際に荷物を預けた際にもらった半券(バゲージクレーム)が必要になります。搭乗券の裏に貼り付けてくれることが多いと思いますが、無くさないように注意してください。
その場で荷物の状況を調べてくれ、見つかればいつまでに手元に届くか教えてもらえます。(その国の配達事情があるので正確ではないかもしれませんが・・・)荷物は空港受け取りか、指定した住所への配送になります。
2日で手元に届くと言われていますが、旅行中にいくつかのホテルを利用する場合は、3日目以降のホテルを指定するといいかもしれません。もし私だったら、旅行中のホテルの日程を全て伝えて相談すると思います。(伝えた上で届けられなかったら航空会社の責任なので)
あとアメニティセットがもらえる場合があるのでその場で聞くか、航空会社のカウンターへ聞いてみるといいでしょう。

まとめ

ロストバゲージに遭わない願いを込めて!!

実際にロストバゲージを経験して感じたのは、海外旅行のリスクとしてロストバゲージは起こるものだという心構えが必要だと思いました。それを踏まえて遭わないための対策や、冷静に対処するためにも起こってしまった時に最低限困らない準備をしておけるといいと思います。
ちなみに私の日本〜フランスの移動は片道を1回とすると7回あります。このうち2回ロスバゲに遭っているので確率としては約3割。笑 1回では思わなかったけど2回あった今では乗り継ぎ便を利用するならあるものだと思うようになり、特に旅行で航空券を取る場合には多少高くても乗り継ぎ時間に余裕のあるものを取ろうと思うようになりました。
ただ、今まで日本とフランスを往復した中で2回乗り継ぎがあるもの、最低乗り継ぎ時間で組まれたものもありましたが問題なく荷物を受け取れている時もあります。
なのであくまで起こりうるものだと思っていただいてもしもの時のお役に立てれば幸いです!

私のロスバゲ体験談(とフランス郵便事情へのグチ。笑)はコチラ!

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