【フランスで出産】入院の持ち物リストを振り返る

フランスで妊娠・出産

Bonjour!のせです!

準備、進んでますか!?
今、読んでくれているあなたはきっと出産を控えてることと思います。
持ち物リストを見てもよくわからないもがあったり、こんなに数いるの?と思ったりとイマイチイメージができず、なかなか進まない中、フランス語でも日本語でもいろんな情報を読み漁りながら準備をしました。

この記事では産院の持ち物リストと実際に必要だったもの、いらなかったものを振り返りながらまとめました。
10月上旬出産の記録です。

準備に迷っているプレママの参考になれば嬉しいです!

出産・入院の持ち物 La valise maternité

産院のHPにあるリストを自分で見つけて準備をしました。
産院での検診で説明をしてもらえると当たり前に思っていたけどそうとも限らないらしい。
(最後の検診の前に気づいたのでわからないところを質問ができてよかったです)
病院によって内容や書き方が違うとは思いますが記載のままあげていきます。
分娩室にスーツケースを持ち込むことは禁止されていたので、分娩室用はボストンバッグ、入院用は小さなスーツケースとリュック分けて用意しました。

分娩室に持っていくもの POUR LA SALLE D’ACCOUCHEMENT

自分では出し入れ出来ない可能性もあるので内容をパートナーと共有しておくと安心です。

手続きに必要な書類 Les papiers

  • 血液型カード(Carte de groupe sanguin)
  • 麻酔の検査の結果(Résultat du bilan d’anesthésie)
  • 家族手帳(Livret de famille et / ou reconnaissance anticipée)
  • 名付けの書類(Fiche de renseignement pour les prénoms)
  • セキュとミュチュエルのカード(Cartes vitale et de mutuelle)
  • 両親のワクチン手帳(Carnet de vaccination des parents)

血液型カードを持っておらず、妊娠8ヶ月の時に産院の助産師に処方箋を出してもらいLaboで作ってもらいました。滞在許可証の様なカードを想像してたけど、いつもの血液検査と同じ様にネットで結果をもらって自宅でプリントアウトしました。

麻酔の検査の結果は何ももらってなくて、でも出産する病院の麻酔医と面談してるからいらないと思ってスルー。ちなみに麻酔医とは面談だけで特に検査はしていない。

家族手帳は日本人夫婦の私たちはフランスのLivret de familleに相当する家族全体の証明書(FICHE FAMILIALE D’ETAT-CIVIL)のコピーを提出しました。大使館へ申請して事前に準備しておきます。

名付けの書類は病院のHPからプリントアウトしました。名前は決めていたので記入済みでしたが出産前に回収されました。決まってないと言えば後で提出になっただろうけど、出産前に名前が決まってる場合が多いのだろうなと感じました。

ワクチン手帳は2人とも持っておらず、接種歴が伝えられれば大丈夫だろうと思ってメモしていきました。分娩室での提出はなかったけれど、出産後にワクチン歴を聞かれて必要だったのでまとめておいてよかったです。ちなみに夫は百日咳の接種歴がなく、私はあるけど昔すぎるのかワクチンの処方箋を出され退院後に来てもらった助産師さんに打ってもらいました。両親の百日咳の抗体は重要らしい。

ちなみに書いてったワクチン歴はこちら。
こんなのでもなんとかなりました

字の汚さよ。

日付の書き順慣れないし、混合で打ってたり、何回も打ってたりとまとめるのに混乱してぐちゃぐちゃです

快適に過ごすグッズ

  • ウォータースプレー(Brumisateur)
  • 本や雑誌
  • パートナーの軽食( collation pour le conjoint)

硬膜外麻酔をした後は水分が取れないらしく乾いた口を潤すためにウォータースプレーがいるらしい。使ってみたけどどうにも喉が乾いて結局飲み物もらいました!(ダメ元と思って頼んでみたら普通に水とリンゴジュースくれた)

本や雑誌は絶対読まないなと思ったので持っていかず。麻酔が効いてくると陣痛って何?ってくらい痛みを感じず余裕ができるので好きな人は持ってってもいいのかも。私は夫と話したりスマホいじってました。

長丁場になるかもしれないのでサンドイッチやお菓子、飲み物など必要なだけ。
カバンの中身の大部分を軽食が占めました。ピクニック気分!笑
自分も食べるつもりまんまんで普段お菓子をあまり買わない分ここぞとばかりに詰め込みました。
(結局私は食べなかったけど!)
自販機でコーヒーなど飲み物を買う小銭も忘れずに。

赤ちゃん用の服一式

  • カーディガン(brassière)
  • 帽子(bonnet)
  • 靴下・スリッパ(chaussettes/chaussons)
  • 肌着(body)
  • パジャマ(pyjama)
白で揃えました

生まれたては白!とニヤニヤしながらパッキングしたのが懐かしい。
赤ちゃんには裸足を勧めるのが日本の文化ですが、フランスではとにかく足は冷やすなと言われるのが印象的です。パジャマは足までのものが主流、靴下は必須。
(パジャマだけ3ヶ月用なので大きいです)
歩く前から靴を履かせるのもこちらの文化らしくベビーシューズchaussonsも持ち物に。
検索するとウールや革の物がでてきます。
我が子には近所の70歳のマダムが手編みのものを4足もプレゼントしてくれました。

手編みのベビーシューズ
可愛い!フランス文化も感じられる嬉しいプレゼント

ただ、書いてあるように用意したものの、どうやって着せるのか正直謎でした。
パジャマは足まであるし靴下もベビーシューズもいる??はて??
産後の着替えは看護師さん任せの結果こんな感じに。

生まれて数時間後の我が子

パジャマが大きめだからかカーディガンは中に、
そして足元はフル装備!
パジャマの中に靴下、外にベビーシューズ。鉄壁の守りになりました。

病院のリストになかったもので必要・不必要だったもの

<ジゴトゥーズ>
寝るときには掛け布団は厳禁でジゴトゥーズ(スリーパー)で包んで寝かせるのがフランス。
生まれた直後から必要でした。入院の持ち物リストにはあったので用意はしていたのですが分娩室には持って行っておらず看護師さんにとても残念そうな顔をされました。

<好きな音楽>
分娩室にはプレイヤーがあってUSBやスマホを繋いで分娩室で好きな音楽を流せると助産師さんからお勧めされていました。私は持っていかずプレイヤーでラジオを流していました

<スマホの充電器>
コードは長めが安心です!データフォルダの容量の確保も忘れずに!
セルカ棒も持って行きました。

<服や下着類>
一般的なリストでよく見かけますが、お世話になった病院ではすぐに病院着と使い捨て下着に着替えたので必要なかったです。


陣痛バッグ/分娩室へ持ち込んだバッグの中身

バッグの中身ほぼ食べ物・・・
フラミンゴのポーチにはベベ用の服一式。わかりやすいようにひとまとめにしておくといいと思います。
グレーのものはカーディガン(フランスで言うkimono的な)→使わなかったです。
袋のお菓子はActionで買えるおかき。アジアスーパーで買ったらそこそこすると思うんですが1€代で買えてお値打ち!ちゃんとおかきですヨ!オススメでーす!!

入院中に必要なもの

赤ちゃん用  POUR BÉBÉ

  • ボディ4枚(6〜8枚)
  • カーディガン2枚(4枚)
  • パジャマ3枚(6枚)
  • 帽子1枚
  • 靴下2セット(4セット)
  • ジゴトゥーズ
  • スタイ(des bavoirs)
  • バスタオル1枚(2枚)

※かっこの中の数字はリストに書いてあった枚数。
 病院の助産師さんがこんなにいらないと訂正してくれました。(助かる!!)


ボディはを1ヶ月用の長袖タイプを揃えました。
生まれた時の体重によっては0ヶ月用は必要ないこともあるそうです。低月齢用でもかぶせタイプが売られていますが前開きのものがいいと思います。
ふにゃふにゃな新生児にかぶせて着せるのは大変!
紐で結ぶ日本式の肌着はフランス人には着せにくいとのことで避けました。
(ボディに慣れちゃって、結局退院してからも日本式の肌着は使わず)

カーディガンは分娩室へ持ち込んだような薄手のものと上から羽織る少し厚めのものを持って行きました。
薄手のカーディガンはボディの上に着せて直接肌に触れないし、吐き戻しがひどいと汚れるかもだけどパジャマの下だから毎日替えなくてもいいかなと思いました。

パジャマは2タイプあります
左の後ろ開きはナンダコレ?な形じゃないですか!?
看護師さんが着せるのを見るまで着せ方がわからなかったです。笑
隙間がないから前開きより暖かそうだし、慣れてしまえばなかなか使いやすいです。ボタンをつける時にうつ伏せにしないといけないのが慣れないうちはドキドキしますが、看護師さんはなかなか大胆にうつ伏せにして着替えをします。
右の前開きは後ろ開きに慣れるとボタンの多さが気になるけどうつ伏せにしなくていいから着せやすいです。



スタイはよだれも吐き戻しもなかったのでほぼ汚れなかったです。

バスタオルは持って行きましたが病院のものが使えたので結局使わなかったです。

おむつ替え用のコットンは書いてあったけどいらないと言われました。病院ではペーパータオルを濡らしてお尻ふきにしました。思ってた以上にラフでちょっとびっくり。

母親用 POUR MAMAN

  • 洗面用具とタオル(Le nécessaire de toilette serviettes de toilette)
  • パジャマと部屋着(Des pyjamas tenue d’intérieur)
  • スリッパ(chaussons)
  • ナプキン(Des serviettes hygiéniques normales)
  • 鉛筆(Crayon pour remplir le carnet de bord de votre enfant)
  • 授乳クッション(coussin d’allaitement)
  • 乳頭保護クリーム(crème protectrice pour bouts de seins)
  • 授乳ブラ(Des soutiens-gorge d’allaitement)
  • 母乳パッド(Des coussinets d’allaitement)

洗面用具基礎化粧品、シャンプー、ボディソープ、歯磨きセット、ゴム・ヘアブラシ、コンタクトレンズ。アメニティ類は何も置いてなかったです。退院時に化粧をするなら化粧品も。バスタオルとフェイスタオルを2枚ずつ持って行きました。

パジャマと部屋着は授乳のために前開きのものを用意しましたがどちらも使わなかったです。汚れたら替えてくれるのでずっと病院着で過ごしました。自分のパジャマが落ち着く人は着替えるのかな?コロナじゃなければ他のママたちとの交流があるみたいなので必要なのかもしれません。病院着は袖なしのワンピースでしたが部屋が暖かったので羽織もいらなかったけど冬場は羽織はあった方が安心かと思います。

ナプキンは病院のを使えたので必要なかったです。下着も使い捨てのものが支給されました。`

入院中はは授乳の時間や、体温、排泄を記入していてそのために鉛筆が必要なようでした。もちろんボールペンでもいいだろうけど・・・忘れたので借りました。

授乳クッションは授乳の体勢が楽になったので私は持って行って良かったです。なくても困ることはないと思います。



乳頭保護クリームは精神安定剤にもなったので持って行ってよかったです。授乳数回で乳頭が切れてしまい入院中から激痛に耐えながらの授乳でした。塗るとヒリヒリが落ち着くので気持ちが和らぎました。痛みが治まる産後3週間頃まで使いました。予防にもなると思います。助産師さんには母乳を塗っておけばいいと言われましたが・・・

病院のリストになかったもので必要・不必要だったもの

<おしゃぶり/ tetine・sucette>
採血の時に持ってるか聞かれた。赤ちゃんによっては落ち着くのかも。あると役立つかもしれないもの。息子は受け付けなかったのでなくても困らなかった。

<ミトン/moufle>
顔のひっかき防止用。一応持ったけど使わなかった。

<退院時の服>
マタニティパンツなど産前に着てた服の中から持っていった。産後のお腹は妊娠6〜7ヶ月くらいの大きさでした。ベビードレスは特に用意せず。

<授乳ライト/ veilleuse>
個人の助産師さんからあると便利と言われて用意。部屋の明かりをつけずに手元を照らすことができる。病院ではバスルームの電気をつけて間接照明のようしていたのでなくても大丈夫だった。家に帰ってからは大活躍しています。

ワンタッチで操作できて充電式でワイヤレスに使える
軽くてシンプル、明るさの調整もできて使いやすい


<ぬいぐるみ /doudou>
ぬいぐるみより私を見て欲しいから持っていかず。

<体温計>
病院のものを使った。お湯の温度を測る時も体温計を使っていた。

<ティッシュ>
箱で持って行ったけど部屋にペーパータオルがあって使わなかった。

<ドライヤー>
持っていってなくて、部屋になかったので自然乾燥になっちゃいました。

まとめ

荷物の写真がこれしかなかった・・・

分娩室用のボストンバッグ、小さなスーツケース、リュック、授乳クッションと手荷物はこんな感じでした。
出かける直前ですが口が全開で恥ずかしい〜😅
タオルは移動中の車が汚れないように下に敷いて行きました。
帰りの荷物を減らしたくて面会に来た夫に少しずつ持って帰ってもらえるように小分けにしましたが
YouTubeで見かけるフランス人のパッキングは大きな長期旅行用のスーツケースが多いです。

動けるうちに用意をしておいて臨月までには荷造りできていると安心です😌

何かあれば気軽にご質問ください^^!



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