【体験談】ロストバゲージに2回あった話。荷物が手元に戻るまで。

旅行

当たり前に出てくると思っていたのにいつまでも出てこない。そして止まるベルトコンベアー。。。
預けた荷物が紛失するロストバゲージ。
これから始まる旅のワクワクが一気に台無しです。できれば経験したくないことですが多くはないとは言え誰にでも起こりうることです。
実際に私は過去2回ロストバゲージを経験しました。正確には荷物が見つかっているのでディレイドバゲージになりますが、その時の体験談をお伝えします!

【1回目】名古屋〜北京〜パリ〜ボルドー 

2018年1月。中国国際航空で日本からパリまで行き、エールフランスでボルドーまで移動した時の話です。
この時はフランスで出会った彼(今の夫)と本格的に遠距離恋愛になる前に、私がどこかに就職する前の身軽に動けるタイミングで2ヶ月お試しで同棲をする為の渡仏でした。ワーホリから帰国し1ヶ月半後、久しぶりの再会と二人のこれからを決める新たなスタートにワクワクドッキドキの浮かれポンチな状況でした。
荷物を受け取る前にガラス越しに再会をしテンションも最高潮。
が、しかし。そんな状況をぶち壊すまさかのロストバゲージ。初めてのことで荷物が出てこない状況に意味がわからず呆然。
とりあえず近くにあったカウンターへ行き状況を説明しました。
つたないフランス語でなんて伝えたのか定かではありませんが多分

Je ne trouve pas ma valise. ジュヌトルーヴパマヴァリーズ。
私のスーツケースが見つかりません。

といったような気がします。スーツケースと大きなバックパックの2個預けていたうちのスーツケースが出てきませんでした。
搭乗券に貼り付けてあった受託手荷物タグを見せます。(これ大事!絶対に無くさないように!)荷物の特徴を伝えると、システム上ですぐに見つかり荷物はパリシャルル・ド・ゴール空港にあるとのこと!乗り継ぎには3時間20分あったので心配してなかったのですが、国際線から国内線への乗り継ぎだったこと、エアチャイナからエールフランスに航空会社が変わったことがスムーズに行かなかった要因かと思います。
ボルドーには最終の22時15分着の便を利用していた為、翌日のボルドー行きの便でパリから運び、家まで届けてくれるということで、届け先の住所や、電話番号などを書類に記入しました。フランス語でのやり取り、たどたどしいフランス語に「英語にしましょうか?」と言われましたが「フランス語のがいいです」と突っぱね、(英語はもっとできない😂)冷や汗かきながらどうにか無事にやり取りを終えました。地方空港は利用者が多くなく対応が少ない為か感じのいいマダムでした。(忙しいとイライラされながら対応されるのが普通。それがフランス)
こちらのアメニティセットをいただきました!わーい!

ポーチの中には9点セット

スカイチームロゴのチャームがついたポーチの中には

・Tシャツ(透け透けくたくたの薄い素材。2〜3回洗濯したらボロボロになりそう)

・くし

・歯ブラシ

・カミソリ

・綿棒2本

・シャンプージェル

・デオドラントシート2枚

・ロクシタンのセラム(その名も素晴らしいセラム、セラムファビュラス)

最低限ですが、無いよりは嬉しい。

スムーズに受け取り

翌日14時頃無事、滞在先まで届けてもらえました!特に連絡なくいきなり届いたので驚きましたがスムーズに届いたので良かったです。フランスの郵便事情が決していいと言えない中でこのスピード感は嬉しい!出会って4回目の男性に下着を借りるハメになってしまいましたが、重い荷物を運ばなくて済んだとも考えられるので良しとします!

【2回目】名古屋〜成田〜イギリス〜パリ

2019年1月。JALで名古屋〜成田、ブリティッシュエアウェイズで成田〜イギリス〜パリまで移動した時の話です。この時もスーツケースと大きなバックパックの2つを預け入れ。パリに到着してすぐにSMSで連絡が来ました。

あちゃー

「申し訳ありませんが、1つの荷物があなたのフライトに間に合いませんでした」
うそーん。
とりあえず1つ遅れてるとのことなのでバゲージクレームで待ち、バックパックは無事回収。またも無いのはスーツケース!でもスーツケースは鍵を掛けてるのでこちらがなくなる方が安心です。
ロンドンヒースロー空港での乗り継ぎ時間は1時間12分。過去2回乗り継ぎ1時間を経験してますがトラブルなく来ていたのでまさかでした。この時の乗り継ぎは機内に忘れ物をしたせいでかなりバタバタで私自身がギリギリだったんですが荷物もダメでした😂
乗り継ぎが短い便では荷物の積み込みが間に合わないリスクがありますが、ロンドンヒースロー空港のような大きい空港ではさらにそのリスクが高まるようです。(噂では荷物を扱う空港職員の質も悪いとか・・・)
ただ早い段階で見つかって連絡が来たので心に余裕があります。しかもネット上で手続きができる模様。

わーい!日本語!

先ほどのSMSで届いた荷物番号と名字を入力します

リアルタイムで荷物の状況がわかるようになっています。ちゃんと荷物が管理されてる安心感があります。この画面はもう登録した後なのですが、荷物の形や色、素材を登録します。またこのサイト上で連絡先や荷物の届け先などの登録も済ませるので空港カウンターでのやり取りが省略できました。つたない言葉でのやり取りが省けたのは精神的にありがたいです。
前回がスムーズだったこともあり、家まで届けてもらえるなら重い荷物持たなくてラッキー!くらいに思っていました。

悪評高いフランスの郵便事情にしっかり巻き込まれました

ネット上で荷物の状況はいつでも見ることでき、無事パリに到着したことも確認できました。翌日13日夜には運送を委託されたクロノポストから14日昼ごろ届けるとSMSで連絡が入ったのでスムーズさに一安心。そして荷物が届く当日にもメッセージが届きました。

しかーし!!待てども来ない!

遅れるくらいはしょうがないよなぁと待ってたらまたSMSが
「あなたの荷物は〇〇の配送ポイントにあります。受け取りには身分証明書が必要です」
はぁ!?!?ナンデー😂!?ずっと家にいましたけどー!!
しかも〇〇の街までは車で2時間。。。無理。。。
クロノポストって見た時点で嫌な予感は少ししたんだよ。。。(今まで何回かトラブルなく配送してもらってるけどネットで見るとかなり評判悪い)
家にいたのに勝手にそんな対応をされてありえない状況なので家に配送してもらえるよう夫に電話してもらいました。
するとさらにありえない対応!!
「あなたの住んでる地域には個人宅まで配送できません」
んなわけ!今まで来てもらってますけど!!😡
人によって言うことが違うのはあるあるなので、運悪く頭の固いマダムに当たってしまったと今でも思ってます。
夫も面倒なのかあまり交渉してくれず、結局配送ポイントの中で一番近い2km先の大型のスーパーに届けられることになりました。

自分で交渉できるフランス語力があればいいのに。。。情けない!


バスで自力で行くことができるので取りに行けなくはないですが、指定した住所に届けてもらえないのは対応としてありえないのでブリティッシュエアウェイズにも電話。
事情を話すと「それはおかしな話だ!僕からも家に配送するように連絡するよ!」と言ってくれたので話がわかる人で良かったとホッとしたのの、、期待は叶わず。
翌日のクロノポストからの朝SMSで「配送ポイント(大型のスーパー)に届けたよ」と連絡が入ったのでした。
もう届いちゃったなら取りに行くしかないじゃん。とほほ。
ブリティッシュエアウェイズはその後何も連絡ないし。
結局ご近所さんにお土産を渡しがてらその話をしたら車を出してくれることになったので苦労なく無事スーツケースを回収することができました。(いい人で大感謝です😭)

受け取ったスーツケースにビニールを巻いてくれてたのはありがたいのですがその扱いの悪さがうかがえるボロボロ具合。壊されることもあるみたいなのでいいんですが、不信感が重なります。ちゃんと乗り継ぎが短い目印もつけてくれてたんですけどその甲斐虚しく今回は残念でした。
そしてなぜかこの後5日間に渡りクロノポストから「荷物届いてるから取りに来てね」のSMSが届きました。受け取った登録もロクにできんのかいな!!!😡

まとめ

荷物が出てこなかった場合にまずやるべきことはバゲージクレーム近くのカウンターで荷物が出てこないことを伝えること。もし航空会社に携帯番号を登録している場合はSMSで連絡が来てネット上で手続きを済ませることもできるようです。
ディレイドバゲージを経験して感じたのは、

①自分の荷物の特徴(荷物が見つかりやすくなりスムーズ)
②滞在先での連絡先(できれば電話番号を用意しておく)
③滞在先の住所(荷物を届けてもらうため)


以上を伝えられる心構えが必要だと思いました。さらに1日分を過ごせる用意を手荷物で持っておけると安心です。
結果的に2回ともすぐに荷物が見つかり、受け取ることができたので、重い荷物を運ぶ手間が省けた!と思うこともできますが、これは私が旅行じゃないから言えること。もし旅行であれば必要なもの、翌日着るものがない状況では気分も台無し、対応や荷物の進捗状況が気になってせっかくの時間が楽しめません。
決して高い確率ではないですが、誰もがある可能性があるローストバゲージ。直行便を選んでロストバゲージのリスクを避けるか、乗り継ぎが複数回あったり、時間の短い便を手配する場合には特にリスクがあること頭に置いておいて自分ができる対策が必要だと感じました。
以上、私のロストバゲージ 体験談(+クロノポストへの愚痴。笑)でした!!

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