【簡単!本格】海南鶏飯/シンガポールチキンライス

レシピ

Bonjour!!エスニック料理大好き!のせです!
甘辛酸っぱ、魚醤の香りにパクチー・・・たまりません。
定期的に恋しくなるので家でも色々試しています。

その中でも、今回ご紹介するレシピはシンガポール名物「海南鶏飯」シンガポールチキンライス
国民食とも言える庶民料理・屋台料理の1つで、香港・マレーシア・タイなどの東南アジアの諸国で親しまれています。
しっとり茹で鷄と、鶏だしで炊いたごはんのシンプルな料理ですが旨味たーっぷりで美味しいんです。
特にお気に入りなのがソースを組み合わせながら味を変えながら楽しめるところ。
3つのソースを添えていきます😋

本来は茹で鶏を作り、その茹で汁でご飯を炊き上げますが、今回はお鍋(炊飯器)1つで簡単・お手軽にできる作り方をご紹介します!
材料も手順も少なくやっていきます♪

東南アジア料理、暑くて湿気の多い夏にぴったりですよー😍
Allez, c’est parti♫

書いてる側から食べたくなってきたー!!

材料 2人分

シンガポールチキンライス
  • 鶏もも肉 1枚 (250〜300g)
    *塩   小さじ1/2
  • 米    1合
  • 水    200ml
  • 酒    大さじ1/2
  • にんにく 小一片
  • 生姜   1/2片
  • 長ネギの青い部分

<生姜ソース>

  • 生姜   20g
  • レモン汁 大さじ1/2
  • 塩    小さじ1/3
  • 砂糖   小さじ1/2
  • 油    大さじ2

<甘醤油ソース>

  • 砂糖    大さじ1
  • しょうゆ  大さじ1/2
  • ナンプラー 大さじ1/2

<トッピング>

  • きゅうり
  • パクチー
  • トマト
  • スイートチリソース

在仏者向け置き換え💡
酒⇨白ワイン 

作り方

【下準備】
鶏肉は余分な水分を除き塩を振り15分以上置く
米は洗って分量の水に浸水しておく
にんにく・生姜はみじん切りにする

  1. 吸水しておいた米に酒、にんにく、生姜、ねぎの青い部分、鶏肉は皮を下にしてのせ、炊飯する
  2. <生姜ソース>
    生姜はすりおろし、すべての材料を合わせる
  3. <甘醤油ソース>
    砂糖としょうゆをとろみがつくまで煮詰め、仕上げにナンプラーを加える
  4. <トッピング>
    きゅうり:ななめ薄切り トマト:くし切り
  5. 炊き上がったらねぎ・鶏肉を取り出し、鶏肉は1cm幅に切る。ご飯は全体を混ぜ合わせる
  6. 器にご飯をよそい、鶏肉をのせ、きゅうり、トマト、パクチーを添える

ワンポイントメモ

調理のポイントはこれと言ってなし!笑
鍋(炊飯器)に入れてご飯の炊き上がりを待つだけ!
これだけなんですが旨味を吸ったごはんとソースの相乗効果でたまらなく美味しいんです😋

私は特に「生姜」がお気に入り!
単品で食べればさっぱり、甘醤油と合わせればコクが、スイートチリと全部合わせると辛みのアクセントが加わります。
ソースはそれぞれ単品でも、2つ組み合わせても、全部一緒に合わせても!
自分好みを見つけながら楽しめるのもシンガポールチキンライスの魅力。

ちなみにタイのチキンライス「カオマンガイ」との違いはソース。
カオマンガイは味噌ベースの香味野菜を使った甘辛ダレをかけます。

お米はジャスミン米バスマティ米など香り米を使うとより本格的♪香りと長粒種のパラっとした食感は日本米とは違う美味しさがあります。

鍋で炊飯する場合

我が家には炊飯器がないのでいつも鍋で炊いています。
炊飯時間の基本を覚えてしまえばいつでもどこでも簡単に炊けるので便利です。保温ができない不便さはありますが30分ほどで炊き上がりますよ😉

①吸水した米を火にかけ、沸騰させる(約10分)
②弱火に落とし13分*
③強火にして10秒〜15秒
④10分蒸らして完成!

これだけ!
ポイントはそれぞれ

①約10分後に沸騰するような火加減にかける
時間をかけて温度を上げることで米の旨みが増す。
量によって温まり方が違うので少なければ中火、多ければ中強火、10分を目安にちょうどいい火加減を見つけてください。
長くなっても大丈夫!10分経ってもまだ沸騰していなかったら火を強めてしっかり沸騰させましょう。

②しっかり蒸気が上がったのを確認してから弱火に落とす。
静かに蒸気が出る状態を保ちます。
ガスコンロなら最小の弱火でOK、うちのIHは10段階中3がちょうどいい
*長粒米の場合は加熱時間10分

③底に残った水分を飛ばす!

④蒸らすことで均一に火が入りふっくらします。(ここまで蓋は開けないように!)

はじめは火の加減でうまく炊けないかもしれませんが、ちょうどいい火加減がわかればたったこれだけで美味しくごはんが炊けます。適した蒸気の出方がわかってくるとどこでもごはんが炊けるようになりますよ😉

気密性の高い鍋や土鍋で炊けばよりふっくら美味しく炊きあがります。
もちろんステンレス製の鍋でも大丈夫!

覚えてしまえば簡単😍
鍋はどの家庭にもあるので住みかを転々としていたワーホリ時代もいつも炊きたてごはんを食べていました😊

栄養ポイント

鶏もも肉

鶏もも肉

肉類は健康・美容に重要な栄養素たんぱく質を多く含みます。
たんぱく質は細胞を作る基礎の栄養素、不足なく摂るのが必須です!
その中でも鶏肉は牛・豚に比べて脂質が少なく低カロリー。抗酸化力のあるビタミンAが他のお肉よりも豊富。

生姜

生姜

体に良いイメージが強い食材の1つ。
栄養素で言うと実は大きな特徴はないけれど、注目したいのが生姜ならではの辛み成分。
生姜は3種類の辛み成分を持っていて、それらが体に良い効果を与えます。
ジンゲロール、ショウガオール、ジンゲロンと呼ばれており、これらが新陳代謝を上げ、体を温める・冷えを改善する作用があります。
代謝を上げることは新しい細胞を作ることに繋がるので美容・健康にとっても大切です!

香りや辛みは生姜の皮付近が強いので、そのまま使うのがオススメ。
汚れがあったり、古くて皮が厚い場合は、包丁やスプーンを滑らせてこそげ落とします。

フランスつぶやき

アジア食材コーナー
カルフールのアジア食材コーナー

エスニック料理に欠かせないのがナンプラー。
ナンプラーはタイ語いう魚醤のこと。日本でスーパーで見かけるのは「ナンプラー」が多いと思います。
フランスではナンプラーではなく「ニョクマム」を見かけます。
「ニョクマム」とはベトナム語でいう魚醤です。

アジア食材コーナーにはベトナムの食品がたくさん置いてあります。
ライスペーパーの揚げ春巻き「ネム」は惣菜でもよく見かけます。
ベトナム料理レストランもたくさんあります。植民地時代があった影響を感じます。

ワーホリ時代、ヨーロッパの食文化よりも日本に近いベトナムの味には米や、麺、甘辛味が恋しい時にお世話になりました。
(フランスの和食屋は地方は特にハズレが多い。日本人経営じゃないことがほとんどで満足できない上に高い!日本の味を欲して食べに行くだけに余計残念な気持ちになるから行かない方がいい。笑)
特に夏!パンやフライドポテトよりもさっぱりとしたものが食べたい時のフォーには助けられました。

あとパクチー!!
THE!タイ料理のハーブ!ってイメージでしたがフランスのスーパーではパセリやバジルなどのハーブと同じように定番食材として扱われています。
エスニック食材のイメージが強かったので意外と身近な食材で驚きました。
食べたい時に手軽に買えるのでパクチー好きには嬉しい😏

パクチーはタイ語。
フランス語では「コリアンドル」ラ行は喉から空気を抜くように「コヒアンドフ」っていうとそれっぽいです。

まとめ

シンガポールチキンライスの簡単レシピでした!
本来は茹で鷄を別で作って、そのスープで米を炊いていきますが今回は手軽さを重視したレシピにしました😉
スイートチリソースは市販をそのまま使ったけど、酢を足して辛酸っぱくしても美味しそう!
書いてたら食べたくてたまらなくなってるので試すしかないっ!

絶妙の火加減でしっとりプリッと火入れした鶏肉と鶏の脂で炒めてからスープで炊き上げる本格味もまた機会があればご紹介したいですが、このお手軽さはやっぱり魅力的・・・😂💕

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